2016年9月9日(金)開催の大学生観光まちづくりコンテスト2016(大分ステージ)にて、経営経済学科の学生が成果発表を行いました。このコンテストは、大学生観光まちづくりコンテスト競技会(事務局:株式会社JTBコーポレートセールス、株式会社三菱総合研究所)が2011年から実施しているもので、今年で6回目となります。全国の学生が、指定された地域の観光活性化プランを立案し、新規性・創造性、効果、実現可能性、フィールドワークの観点から審査され、優秀な企画には、商品化や事業化が検討されます。
大分ステージは、(1)若者を惹きつける「観光まちづくりプラン」、(2)訪日外国人を惹きつける「観光まちづくりプラン」の2つのテーマがあり、日本文理大学の3チームを含む14大学18チーム96名がエントリーし、予選を通過した10チームが、9月9日開催の本選にて成果発表を行いました。残りのチームはポスターセッションという形で成果発表を行いました。
チーム「サービスラーニング2016」は、2015年開講科目「サービスラーニングIA」、「サービスラーニングIB」の演習を通して、豊後大野の魅力を発信しようと集まった経営経済学科2年生たちで、リーダーの矢田悠馬さん(会計ファイナンスコース)、サブリーダーの相川瑞貴(会計ファイナンスコース)、上米良千尋さん(福祉マネジメントコース)、佐藤海紗さん(福祉マネジメントコース)の4名からなる異色の混成チームです。
「Bungogiorno(ブンゴジョルノ)五感で楽しむコース」と題して(1)若者を惹きつける「観光まちづくりプランプラン」にエントリーしました。地域活性化のためには、第1次産業中心の農業に観光産業を加え、豊後大野のブランド化を図る必要があると考え、主に関西の若者をターゲット層として、豊後大野の魅力を発見するツアープランを提案しました。経営経済学科ではじめて本選にとおり、成果発表を行いました。
チーム「Trend Leader」は、橋本研究室の3年生でリーダーの崔宰栄(チェ ジェヨン)さん、とビジネスソリューション2年生のベ ジェグンさんがポスターセッションにて発表しました。
「HI-KUKI 韓国人富裕層のための旅行提案」と題して、(2)訪日外国人を惹きつける「観光まちづくりプラン」にエントリーしました。SNSの発信力のある富裕層をターゲットとして、日本の歴史や文化を効率的に周遊する体験型のプランを提案することで、その他の顧客層への波及効果を狙い、低コストでの集客を考えました。
残念ながら、2チームとも入賞は逃しましたが、提案内容、積極的に活動した姿勢は、今後の大学生活や就職活動、社会人としての糧となるとおもいます。
なお、チーム「サービスラーニング2016」の発表風景が、同日のOBS大分放送イブニングニュースなどのOBSのニュースで放送されたり、や2016年9月10日付け大分合同新聞5面「大学生観光まちづくりコンテスト-地域資源活用して提案」において写真掲載されたりしました。
日本文理大学 今西衞研究室