議事録
平成19年5月10日
記録者:末廣一美
計画名:電子書籍プロジェクト
開催日:平成19年5月10日 10:30〜11:40
メンバ:末廣一美(リーダ)、佐藤祐希、佐藤毅、砂田智彦、山田雄大(見学)
議 題:電子書籍プロジェクトの概要と方針の説明、今回の報告
内 容:
1)電子書籍プロジェクトの概要
研究テーマ:
ユビキタスネットワークにおける情報受取メディア選択を可能とする電子書籍技術に関する研究
研究目的:
本研究ではWebという形で広く普及した書物レイアウトを更に拡張することで、情報受取側がメディアを選択可能にすることの有効性を明らかにすることを目的とする(別紙「研究内容説明書」より抜粋)。
2)電子書籍プロジェクトの方針
週に一度(木曜2限)、報告会を開催することとする。但し、これは報告会であって勉強会でないことを先に明示しておく。この報告会では、本プロジェクトに関する考察や調査、実験の結果を主な報告内容とする。また何かしらの事情で本プロジェクトに関する報告が出来ない場合は、メンバの利益になる情報(就職活動のワンポイントや注意事項、他のプロジェクトで学び、本プロジェクトで活かせることなど)を報告することとする。
また副次的な事項であるが、本プロジェクトを通じてメモを取る習慣を身に着ける。閃いたアイディアや報告する内容をその都度メモを取るようにする。
3)今回の報告
報告者:末廣一美
本プロジェクトを進めるため、アラン・ケイの思想「Dynabook」を土台とすることにした。今回の報告は、Dynabookの方針と内容であり、これを受けて私がどのような方向性を持って研究に当たるのかを発表する。参考にした資料は「Personal Dynamic Computer(アラン・ケイ)」である。ケイはこの論文で、「メディアとしてのコンピュータは、他のいかなるメディアになりうる」と言っている。私はこの考えに基づき、一つのコンテンツを様々なメディアの形で受け取ることができるデバイス(=電子書籍?)の考察と、そのプロセスの方法、異なるメディアで同一の情報が変質する問題点を研究する。