報告書
作成日:6月21日
作成者:高岡 創
プロジェクト:提示技法
テーマ :ユビキタスネットワークにおける情報提示技法に関する研究
開催日 :6月21日 10:30〜12:00
メンバー :福島、M1:棚原、B4:高岡、B3:高山
概要 :本研究の目的を明示する
1.背景
情報を提示する装置をディスプレイと呼ぶこととし、視覚ディスプレイ、聴覚ディスプレイ、触覚ディスプレイ、前頭葉ディスプレイの研究がされている。
視覚ディスプレイでは、立体表示装置が開発され[1]、立体テレビが可能になった。聴覚ディスプレイでは、22.2マルチチャンネル音響システムを開発され[2]、広い聴取エリアでの高臨場感の再現とあらゆる方向への音像定位が可能になった。触覚ディスプレイでは、プレイステーションの振動コントローラが挙げられる。前頭葉ディスプレイでは、筐体型体感ゲーム機が実用化されている[3]。各ディスプレイはいずれも日々進歩している。
この中で聴覚ディスプレイに焦点を当ててみると、22.2チャンネルと多くのスピーカを必要とする。現在でも5.1チャンネルが市場に出回っている。これは、チャネル数が多い程臨場感や没入間が高くなるからである。しかし、スピーカの数が増えると設置コストやメンテナンスコストが高くなる。よって、2チャンネルがいまだ主流である。また、5.1チャンネルを設置しても必ずしも再生環境が適しているとはいえない。
2.目的
本研究では、空間情報提示技法を使い自宅(2チャンネル)でもゲームやドラマの臨場感が手軽に得られるような環境を作ることが目的である。
参考文献
[1] http://www3.nhk.or.jp/pr/marukaji/m-giju183.html
[2] http://www.nhk.or.jp/strl/group/ningen_joho/ningen_joho06.html