2021年6月20日(日)に豊後大野市にて学生が田植えを体験しました。
本体験は、2014年度文部科学省より採択された地(知)の拠点整備事業(COC事業)「豊かな心と専門的課題解決力を持つおおいた地域創生人材の育成」事業(大分県、大分市、豊後大野市)終了後の継続事業として、豊後大野市の地域活性化政策の一環として、また、令和3年度日本文理大学「教育・研究改革推進事業」の一環として行いました。
2020年は、コロナ禍において大学では地域課外活動ができなかった一方で、大分県豊後大野市の方々は、ピンチをチャンスに変え、1万人を超えるフォロワーを持つYoutuber、巡蔵のオンライン配信、サウナプロジェクト、オルレ飯など、大きなイノベーションを果たしています。
コロナ禍とはいえ、継続的な地域活動は欠かせないことを踏まえ、全国的に人手不足となっている農業について、観光的な観点から活性化できないか課題提案がなされ、学生が地域と一丸となって解決するきっかけとなればと思い体験活動に参加しました。
学生も、単位など関係なく、有志で集まり、30度を超える炎天下の中、学生7名を含む10数名で、1反ほどの田んぼを約3時間で手植えしました。
田植えのあとは、食事の他、ピザ焼き体験、卒業生が考案した「しえバーガー」からヒントを得たサウナバーガー(ロッジきよかわ)も試食しました。
今後は、食糧問題や、治水事業、大分県指定重要無形民俗文化財「千盆搗」(せんぼんづき)など伝統文化、にも焦点を当て、観光農業として豊後大野市が選ばれるにはどうすべきか企画など進めていきたいと思います。
当日の様子はクジラガレージさんのyoutubeでも公開されています。
日本文理大学 今西衞研究室