非建築専門雑誌の記述   建築専門雑誌の記述
表示 構成 キーフレーズ キーワード 表示 構成 キーフレーズ キーワード
形式 記述対象 要約 形式 記述対象 要約
「立川のハウス」
西沢大良

『21世紀住居図鑑』

AXIS vol.73
5・6/1998
背景情報・予備知識 発想の転換 平面図の大切さ     「立川のハウス」
西沢大良
『ビルディング』
住宅特集
04/1997
設計条件 周辺環境 住宅街    
設計条件 施主の要望 オーディオの置ける部屋     敷地 緑地と道路に挟まれた三叉路の敷地    
明るくて風通しがよい     建築の描写・説明 配置 庭を囲む    
  扇形の敷地 北向きで扇形の敷地     平面型 リボン型    
設計プロセス 設計の難題       構成 どこからでも庭を見ることができる配置 道路から庭側のプライバシーを分離しながら、浅くて長い建物内のどこからでも、庭とケヤキ林をみることができる配置とした。 庭、プライバシー、配置
断面図での思考 道路と庭の駐車スペースをつなぐ あるとき、断面図から考えてみた。 断面図 トンネル状のアプローチ また道路側の立面に、小さなトンネル状のアプローチを設けて庭側へ駐車スペースを取り、建物の配置を妨げないようにしている。 立面、トンネル状、アプローチ、庭、駐車スペース、建物、配置
建物にトンネルを空ける 弧に沿って立つ屏風のような建物に、トンネルを空けて、道路と、南側の庭に設けた駐車スペースをつなげばいい 住宅、トンネル 1階は共用、2階が私用の部屋 1階は共用スペースであり、2階に私用の諸室が集まっている。 1階、共用スペース、2階
平面図と断面図 事実、この家は平面図より断面図のほうがはるかに美しい。 平面図、断面図 1階 ワンルーム、庭 1階は気積の大きなワンルームとし、南・東側の全面サッシュを通して建物の全長で庭に開放している。 1階、気積、ワンルーム、サッシュ、建物、庭、開放
フライング・バットレス 柱や筋交のない居室 明るさとボリュームを求めて1階の南側を全面ガラス張りにし、しかも居室に、柱や筋交いが現れないようにしたい。 明るさ、ボリューム、1階、ガラス張り、居室、柱、筋交い 構造 在来木造 構造は在来木造としているが、 構造、在来木造
フライング・バットレス このために、筋交の代わりに鉄骨のフライング・バットレス(飛び梁)を、建物から庭へと伸ばしてみたのだった。 フライング・バットレス ブレースをなくすためのフライング・バットレス 1階の室内中央に想定していたブレースを、鉄骨のフライング・バットレスに転換して飛び出させ、LDKからオーディオ・ルームに渡る全長約15mのオープンスペースに、障害が現れない架構にした。 1階、室内、ブレース、鉄骨、フライング・バットレス、LDK、オーディオ・ルーム、オープンスペース、架構
建築の描写・説明 外壁 黒く塗られる 道路側の外壁は、振動や騒音をシャットアウトするかのように、黒く塗られ、開口部も少ない。 外壁、開口部  
建物中央の穴 だが、建物中央がぽっかりと空いている。 建物、ぽっかり
明るい    
  遊園地のような家    
空間構成 トンネル、1階 駐車スペースへ通じるトンネルは、室内では130cmほどの高さのカマボコ形となって、1階をふたつに仕切っている。 駐車スペース、トンネル、室内、カマボコ形
トンネルの上 すべり台 その上は、子供たちにとっては「すべり台」。 「すべり台」
階段 ジャングルジム そのすべり台から2階へ通じる階段は、「ジャングルジム」。 階段、「ジャングルジム」
子供部屋 2階の明るく広々とした そして、2階の明るく広々とした子供部屋は、さながら「体育館」。 子供部屋、「体育館」
庭からの景色 室内が断面図としてハッキリ見える 庭から見ると、ガラス越しに室内が断面図としてハッキリと見える。 庭、ガラス、室内、断面図
施主についての記述 施主の生活 子供だけでなく大人も楽しむトンネル    
オーディオ・スペース トンネルを挟んで、リビングと逆側がオーディオスペース。 トンネル、リビング、オーディオスペース
建築家の思考
-住宅設計論
建築論 概念的な理論を好まない  西沢さんは、概念的な理論だけで、建築を語ることを好まない。 概念的、理論、建築
誰もがどこでも使える方法 トンネルやフライング・バットレス 「トンネルを使ったパーキングの取り方や、フライング・バットレスという方法は、誰もがどこででも使えると思う」 トンネル、パーキング、フライング・バットレス