非建築雑誌の記述 | 建築専門雑誌の記述 | 建築専門雑誌の記述 | |||||||||||||||||
表示 | 構成 | キーフレーズ | キーワード | 表示 | 構成 | キーフレーズ | キーワード | 表示 | 構成 | キーフレーズ | キーワード | ||||||||
形式 | 記述対象 | 内容 | 文章の形式 | 記述対象 | 要約 | 文章の形式 | 記述対象 | 要約 | |||||||||||
「箱の家17」難波和彦 confort #31 冬/1998 |
建築の描写・説明 | 敷地へのアプローチ | 到着する | 「箱の家17」 記事タイトル『箱の家の展開』 住宅特集 7/1997 |
背景情報・予備知識 | 箱の家への批評 | 「箱の家17」 難波和彦 住宅特集 07/1997 |
設計条件 | 施主 | 家族構成 | |||||||||
外観 | 四角い箱 | 単純な四角い箱のかたちの、外に開かれた家。 | 四角い箱、外に開かれた、家 | 標準化と商品化 | 箱の家を商品化することへの反発 | 僕には標準化を商品化に結びつける発想はなかった | 標準化、商品化 | 敷地 | 敷地購入 | ||||||||||
外観 | 塀も門もない | 道路に対して塀も門もなく、庭を隔てた南面が大きなガラス張りになっている。 | 塀、門、ガラス張り | これは特定の生活様式をもつクライアントに向けての提案である。 | 生活様式 | 建築の描写・説明 | 南側が道路 | ||||||||||||
空間の記述 | 音響のよさ、一体となった空間 | 音響のよさの大きな理由は、空間が完全に一体となっているためだった。 | 音響、空間、一体 | 建築家の立場とは | 普遍的な住宅を提案する | 僕の考えでは、建築家の社会的立場は、住宅メーカーに対して批評的なスタンスを取りながら、特定のライフスタイルに向けて原型的=普遍的な住宅を提案するところにある。 | 建築家、住宅メーカー、ライフスタイル、普遍的な、住宅 | 屋根 | 勾配 | 屋根勾配が逆方向であること | 屋根、勾配 | ||||||||
玄関→ダイニング→キッチン→洗面所 | 仕切られない空間 | 玄関からリビングダイニング、キッチン、さらに洗面所へ、廊下にあたる部分はなく、空間は仕切られずにつづいてゆく。 | 玄関、リビングキッチン、洗面所、廊下、空間 | 普遍性=特殊解 | 僕は普遍性を目指している。そして普遍性は特殊解の中にしか存在しない。 | 特殊解、普遍性 | 開口 | 1スパン狭い | 開口が1スパン狭いために、ファサードは正方形に近くなっている | 開口、スパン、ファサード、 | |||||||||
吹き抜け→寝室 | さらに吹き抜けはそのまま2階の寝室とつながっている。 | 吹き抜け、二階、寝室 | 箱の家の特殊性 | 商品化=一般化 | これに対して、商品化とは一般化である。 | 商品化、一般化 | テラス | 奥行き | テラスの奥行きが1.8m確保されている | テラス | |||||||||
間仕切り | 最小限の間仕切り壁 | 間仕切りの壁は最小限で、戸はほとんどが引戸だ。 | 間仕切りの壁、戸、引戸 | 箱の家は一般的ではない | 残念ながら、箱の家はステレオタイプになるほど一般的な住宅ではないし、社会に広く受け入れられてもいない。 | ステレオタイプ、一般的な、住宅 | 空間構造 | 一室空間 | 室内が完全に一室空間である | 一室空間 | |||||||||
面積 | 面積 | 建築面積は50u | 建築面積 | 一般的な尺度で見れば、箱の家は住みにくい住宅である。 | 住みにくい、住宅 | 日照 | 日照を考慮 | 西側の隣家への日照を考慮して、東側にある玄関脇の袖壁を外し、鉄骨柱を追加している。 | 日照、玄関、鉄骨柱 | ||||||||||
空間の記述 | 空間の広がりを感じる | でも、空間の広がりを感じて、とても開放的な気分になれる。 | 空間、広がり、開放的な | 建築の描写・説明 | 鉄骨造の箱の家 | コスト優先の木造 | 面積 | (数値) | |||||||||||
開口部からの日差しが心地いい | 大きな開口部から秋の日差しがぽかぽかと差し込んでいるのも心地いい。 | 開口部、日差し、 | 構造強度、3階以上には鉄骨造 | ||||||||||||||||
窓、風 | 北面と南面の窓を開ければ、風がすうっと吹き抜けてゆく。 | 窓、風 | モデュール | ||||||||||||||||
家と空気 | この家ではどの場所でも空気が動いている。 | 空気 | 耐震 | ||||||||||||||||
施主についての記述 | 依頼 | 「箱の家1」へのイメージ | 一方で、雑誌で難波和彦さんが設計した「箱の家−1」を見て、その気持ちよさそうな空間とコストの安さに惹かれていた。 | 気持ちよさそうな、空間、コストの安さ | 内外装 | ||||||||||||||
敷地購入 | 敷地購入 | それから「箱の家」にふさわしい敷地を探しだしたのだった。 | 敷地 | なぜ鉄骨造か | 工業化しやすい | 工業化がしやすい | 工業化 | ||||||||||||
施主の要望 | 書斎コーナー、収納、子供部屋をつくれるように | 夫妻の希望は、ご主人がパソコンに向かえる書斎コーナーをつくること、収納を造付けにすること、将来に備えて、子供部屋をつくれるようにすること。 | 書斎コーナー、収納、子供部屋 | 鉄骨造の構築性 | 第二の理由は、鉄骨造の構築性にある。 | 鉄骨造、構築性 | |||||||||||||
仕切りがないのはかまわない | 「寝室にもしきりがないのは、抵抗があるひとも多いでしょうけれど、以前住んでた家もふすまを取り払って一室にしていたし、いやとは思いませんでした。 | 寝室、しきり、ふすま | 建築に要求される条件は複雑だが、それを最小限の部品に集約させ、それによって空間を構築することこそ、建築デザインの中でもっともエキサイティングな作業である。 | 建築、部品、空間、構築、建築、デザイン | |||||||||||||||
予算が少ない | 予算が少ないから扉はつかないかも、なんて話してたんで、やっぱりねって」 | 予算 | 建築家の思考 −将来への展望 |
これからの建築に求められる条件 | 場のような空間 | 僕の考えでは、これからの建築に求められる条件は、最小限の建築要素によって、アクティビティに柔軟に応答する「場」のような空間である。 | 建築、「場」、空間 | ||||||||||||
建築の描写・説明 | 収納、床暖房、間仕切り | 暮らしやすさ | 廊下や壁がない代わり、玄関の間仕切りや階段は収納のスペースになっている、床暖房も入っていて、暮らしやすさへの配慮も十分。 | 廊下、壁、玄関、間仕切り、階段、収納、スペース、床暖房、暮らしやすさ | 線的な構造材 | そのような建築には、鉄骨造や木造のように、空間を非物質化できる線的な構造材がふさわしい。 | 建築、鉄骨造、木造、空間、非物質化、構造材 | ||||||||||||
仕上げ材 | シナ合板 | 表装材を張らず、着色塗装もしないシナ合板の内装 | 表装材、着色塗装、シナ合板、内装 | ||||||||||||||||
設計の主旨 | 不要なものをそぎ落とす | メリハリをつけて不要なものを思い切ってそぎ落としたシンプルさが、すがすがしさにつながっている。 | シンプルさ、すがすがしさ | ||||||||||||||||
施主についての記述 | 竣工後の生活 | 暮らしの快適さ | |||||||||||||||||
近所の評判 | |||||||||||||||||||
オープンな家 | 内部も外に対してもオープンな家は、人の気持ちもオープンにする力を持っているにちがいない。 | オープンな家 |