非建築専門雑誌の記述 | 建築専門雑誌の記述 | |||||||||||
表示 | 構成 | キーフレーズ | キーワード | 表示 | 構成 | 抽出部分 | キーワード | |||||
形式 | 記述対象 | 要約 | 形式 | 記述対象 | 要約 | |||||||
「アルミエコハウス」 難波和彦 |
背景情報・予備知識 | アルミニウム住宅の紹介 | 世界初のアルミニウム住宅 | 「アルミエコハウス」 難波和彦 記事タイトル 『アルミニウム建築に何が可能か?』 住宅特集 01/2000 |
背景情報・予備知識 | 「アルミニウム研究会」の発足 | 経緯 | |||||
confort#40 02/2000 |
未来的な外観 | 太陽の光を受けて銀色に輝く外観はいかにも未来的である。 | 外観、未来的 | アルミニウム住宅の実現 | 発足から2年 | |||||||
プロジェクトの発足 | アルミニウムと近代建築 | B. フラーのダイマキシオン・ハウス | ||||||||||
構造材としてのアルミニウム | リサイクル可能な材料 | A. フライのアルミネア・ハウス | ||||||||||
軽さ、加工性による工期短縮 | ジャン・プルーベの工業化住宅 | |||||||||||
精度が高い | 池辺陽 | |||||||||||
建築の描写・説明 | 構造、仕上げ | 構造すべてと仕上げにアルミ | この家は、柱、梁、外壁、屋根、床の構造すべてと階段、家具、天井材にアルミやアルミを用いた部材が使用されている。 | 構造、階段、家具、天井材、アルミ、 | R. ホールデンのヨットハウス | |||||||
材料(アルミの熱伝導率の高さ) | 断熱パネルで躯体を覆う | 熱伝導率の高さは、躯体全体を断熱パネルで覆うことでクリアした。 | 熱伝導率、躯体、断熱パネル、 | 現代建築材料としてのアルミニウム | コンクリートからスティールへの移行 | |||||||
室内温度調節機能としていかす | こうした熱伝導率の高さは、室内温度の調節では逆に生かすことができる。 | 室内温度、調節 | 建築の非物質化 | |||||||||
平面構成 | 中庭と1階の境をフラットに | コの字型に囲まれた中庭と1階の床は「Mウッド」というプラスティックと木の廃材を利用した床材で段差なく張られており、車椅子を使いながらの半土足生活に対応できるようになっている。 | 中庭、段差、半土足生活 | アルミニウム材料の長所 | 軽量性、加工性、高精度、防錆性、柔らかなテクスチャー、リサイクルの容易さ | |||||||
空間構成 | 屋外室=玄関、開放的な内部空間 | 玄関でもある屋外室に向かって開ける内部空間は実に開放的。 | 玄関、屋外室、内部空間、開放的 | 欠点 | 強度が弱い、機械的で冷たい印象、リサイクルのエネルギー、熱伝導率の高さなど | |||||||
広場的共有空間と個人の居場所の移動 | 目的を持つ個室の集合ではなく、大きなワンルームの中に各人のコーナーがあって、広場的な共有空間と自分の居場所を移動しながら過ごすという室内構成は、難波さんがこれまで手がけてきた「箱の家」シリーズと同じだ。 | 個室、ワンルーム、共有空間、移動する、室内構成 | アルミニウムの両義性 | スティールとの比較 | スティールに比べてアルミニウムは、・・・・・近代的思考、合理的で分析的な思考にふさわしい材料である。しかし同時に、アルミニウムが近代的な思考ではとらえきれない過剰性・他者性をもっている。 | 近代的思考、合理的、分析的、思考、過剰性、他者性 | ||||||
建築家の思考 -住宅設計論 |
「箱の家」との共通点 | 建築観の集大成 | 「アルミの家は私の建築観の集大成」 | 建築観 | 建築の描写・説明 | 伊東豊雄のアルミニウム住宅 | 加工性に注目 | |||||
システム作り、標準化 | 両者に共通する点は、住空間のシステム作りであり、標準化なのだろう。 | 住空間、システム、標準化 | 熱の問題に注目 | 熱の問題から全体のシステムを構築 | 一方、難波和彦はアルミニウムの最大の問題である熱の問題に注目し、それを解決することから建築全体のシステムを構築した。 | 熱、建築、システム | ||||||
建築の評価 | プロジェクトの主旨 | リサイクル可能な住宅 | このアルミ・エコ素材住宅によって、ここまで完成度の高い「リサイクル可能な」住宅が建てられることが証明された。 | 「リサイクル可能な」、住宅、アルミ・エコ素材住宅 | 構造 | スケルトン・システム | 構造をスケルトン・システムとしたのは、平面計画の多様性を得るとともに、断熱パネルで建物全体を包み込むことでヒートブリッジを完全になくすることを目的としている。 | 構造、スケルトン・システム、平面計画、断熱パネル、建物、包み込む、ヒートブリッジ、 | ||||
構造と設備 | 明確な分節 | 断熱材・機密性、輻射熱、熱容量の問題を解決するため、構成材と設備システムは明確に分節され、それぞれの機能を表現している。 | 断熱性、気密性、輻射熱、熱容量、構成材、設備システム、機能 |