2008年度 ゼミナール・卒業研究

■卒業研究(今年度は全員が設計部門でした)

上鍛治真弓 ELF(えるふ)E:emancipazione(自由)L:lieto(陽気な)F:fantolino(子供)
衛本 友佳 yell〜にぎわいが広がるまち〜
竹林幸太郎 Brand-new Bamboo
段村 亮恵 つるさき思索の結はへ道「鎹 かすがい」
原 麻理子 海へつながる丘の上の・・・
父母 敦也 鶴崎思索の散歩道
古庄 朝美 伝わるサイン〜大分航空ターミナルビルのサインによる空間再構成〜

つるさきプロジェクト


〈概要〉
 鶴崎文化研究会(袖清一会長、北川徹明副会長ほか)と、大分市鶴崎地区のまちづくりに関する共同研究です。鶴崎では、例えば鶴崎踊りなどに代表される歴史的に貴重な文化が現代に至るまで様々なかたちで受け継がれており、歴史文化を踏まえた上での地区の活性化を目的としています。
 初年度は、具体的に、剱八幡宮の南側に位置する空き地の活用例を計画することにより、鶴崎の近未来を提案しました。
(1)地域の子供と高齢者が集い、来訪者が鶴崎の歴史文化について学べる場について提案します。
(2)鶴崎駅から該当敷地までをつなぐ散歩道と周辺整備計画を提案します。
 以下は、図面の一部です。






大分空港のサイン計画

〈概要〉
 大分県産業創造機構 産学官交流グループの枠組みにおける大分航空ターミナルビルディング株式会社を中心とする産学官共同研究の一部です。これまで、アンケート等の現況調査、搭乗待合室の改善、施設のユニバーサルデザインチェック等に取り組んできて、今年度は4年目です。今年度は、古庄朝美さんが、大分空港のサイン計画・デザインコード案の設計を卒業研究のテーマとして取り組みました。今後さらに産学官共同研究としての具体的な成果として発展させていく予定です。
 以下は、実験の一部です。



■前期
・商業施設士資格の勉強をしました。
昨年度、商業施設士補に合格した25名のうち6名が商業施設士を受験し、衛本友佳さん、段村亮恵さん、父母敦也くん、古庄朝美さんの4名が、みごと合格しました。
今年度の商業施設士補講習会(本学建築デザイン学科を卒業見込みの3年生以上を対象)は、2月27日(金)を予定しています。

・日本建築学科設計競技に「思い出の泡」(段村亮恵 父母敦也 古庄朝美)、「童話の記憶」(衛本友佳 竹林幸太郎 上鍛治真弓)の2作品を制作し、応募しました。

7月29日、竹田市岡本地区にビオトープ支援装置を設置しました。

※竹の仮設構造物について詳しくは、「日本文理大学紀要第36巻第2号」に掲載。


■後期
・インテリアプランナーの勉強会を実施する予定です。

〈研究活動〉
・大分市鶴崎歴史文化研究会との共同研究(細川御殿の移築、ビオトープ提案など)
・大分空港の施設改善のための共同研究(アクションスケープ研究など)
・竹による仮設構造物の開発(海外での発表を予定)
・別府市商店街空き店舗のセルフイノベーション提案(BEPPUPROJECTに協力)
・日出町の都市計画
・ツーリズム研究
・古民家調査 など

●卒業研究メンバー(4年)は、以下のとおり。

近藤研究室所属(8名)
衛本友佳 段村亮恵 竹林幸太郎 原麻理子 父母敦也 古庄朝美 上鍛治真弓
安東睦実

●ゼミナールメンバー(3年)は、以下のとおり。

近藤研究室所属(7名)
神田隼輝 猿渡祐貴 三吉透 若宮英俊 脇田克也 ギャルツォ・タシ 松岡昌士

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