1 「現代社会の認識・批判」	2 「設計条件」	3 「背景情報・予備知識」
4 「施主についての記述」	5 「建築の描写・説明」	6 「建築家の思考」
7 「設計プロセス」	8 「施工プロセス」	9 「建築の評価」

の9つに分類した。

この結果、話題の推移における双方の共通点として、建築家の背景情報や敷地の周辺環境、社会に対する認識などの記述の後に住宅を描写・説明する記述がされ、その後でその建築に対する評価や建築家の思考が記述されるパターンが見られた。相違点としては、非建築専門雑誌の建築の記述・描写においては施主の要望・ライフスタイルと結びつき、またこれらに基づいた評価がされているが、建築専門雑誌においては、建築家の住宅設計思想や設計コンセプトと建築の描写・説明が交互に繰り返され、思想と建築の密接な結びつきが読みとれた。