5.関数T


通常の四則演算を前回見てみました。
今回の最初は、よく使われる演算子で残っているものを見てみましょう。

サンプル5−1
#include <stdio.h>/*辞書の指定*/

int main()/*プログラムの開始を宣言*/
 {
  int a,b,c,d;/*使用する関数a,b,c,dを整数で設定*/

  a = 10;/*aの値の入力*/
  b = 20;/*bの値の入力*/
  c = ++a ;/*aをインクリメント -> c = a + 1; と同じ意味*/
  d = --b;/*bをディクリメント -> d = b - 1; と同じ意味*/
  printf("c=%d d=%d\n",c,d);/*cとdを出力*/

 return(0);/*終了を宣言*/
 }

まず、c の部分。これは、インクリメント演算子と呼ばれるもので、「a に1を加える」という意味になります。表現は「+ + a」になります。
一方、d はディクリメント演算子と呼ばれるもので、「b から1を引く」という意味になります。表現は、「- - b」となります。

次に、割り算のあまり(剰余)を計算する演算子を見てみましょう。

サンプル5−2
#include <stdio.h>/*辞書の指定*/

int main()/*開始の宣言*/
 {
  int a,b,c,d;/*変数名a,b,c,dを整数で指定*/

  a = 20;/*aの値の設定*/
  b = 7;/*bの値の設定*/
  c = a % b;/*a÷bの余りをcにする*/

    printf("c=%d \n",c);/*cの出力*/
 return(0);/*プログラムを閉じる*/
 }

これを実行すると、6という答えが返ってくるはずです。

演算子

機能

演算子

機能

+

足し算

%

剰余(余り)

-

引き算

++

1加える

*

掛け算

--

1減じる

/

割り算


課題  今までに得た知識を使って、Y=(2 X+1)を求める式を書いて見ましょう。そして、X=5で計算したときに、121になっていることを確かめなさい。次に、プログラムをプリントアウトして、各行で何を行ったかを、書き込みなさい。
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