授業内容


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第5回 表計算ソフト
5 表計算ソフト
5.1 相対セルと絶対セル


A

B

C

D

E

F

G

1

10

40

=A1

右にcopy


=A1+$B$1


2

20

75

下にcopy





3

30

90

=$A1

右にcopy




4



下にcopy





5



=A$1

右にcopy


=A1*B2


6



下にcopy



=B1/A2


7



=$A$1

右にcopy


=A3^2


8



下にcopy





5.2 データの形式
エクセルは、Microsoft社の製品で、そのファイル保存形式はxlsという形式になります。
MSに頼らないテキスト形式の標準的なデータファイルはCSV形式(Comma Separated Value format)と呼ばれる、コンマ( , )と改行コード(CR)で構成されるものになります。
例)CSV形式データ
2,3,4.5,6CR1,2,4CR5,7,8,9CR

5.3 さまざまな関数
SUM 合計
AVERAGE 平均
SQRT 平方根 (square root)
MIN , MAX 最小(minimum)、最大(maximum)
INT 整数(integer)
MOD 剰余(modulo , remainder)
ROUND 四捨五入
IF 条件式(もしも)

A

B

C

D

E

F

G

1

10

4000


=sqrt(B3)

=int(B1/A3)



2

20

7500






3

30

9000



=mod(B1,A$3)



4

=sum(A1:A3)







5

=average(A1:A3)




=round(B1/A3,3)



6

=min(A1:A3)







7

=max(A1:A3)







整数を返す関数INTを使って、剰余と四捨五入を計算する式をそれぞれ作ってみましょう。
関数INTを使って以下の課題を考えてください。
課題1)253.164を1の位で四捨五入してみましょう。(回答例: =INT(「選択したセル」/10+0.5)*10 )
課題2)253.164を10の位で四捨五入してみましょう。
課題3)253.164を小数点第2位で四捨五入してみましょう。(小数点第1位まで表示)

さまざまな条件を判定するときに使われるのが、IF関数です。IF関数は通常以下の形で使われます。
IF(条件式 , それに当て嵌まるとき , 当て嵌まらないとき
条件を複雑にするときには、込みこみ式にした(ネストした)形で条件式を考えてあげることが必要です。
IF(条件式1 , それに当て嵌まるとき , IF(条件式2 , それに当て嵌まるとき , 当て嵌まらないとき)
または、以下のようなパターン。
IF(条件式1 , IF(条件式2 , それに当て嵌まるとき , 当て嵌まらないとき) , 当て嵌まらないとき
応用の範囲が広いので覚えておきましょう。


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