■2020年10月14日 研究室2名が学内優秀者表彰を受けました★
2020年10月14日に若林研究室内において学内優秀者表彰の授与式を行いました。卒研生の菅君と原口君に対して学内優秀者表彰「学部長表彰 奨励資格取得賞」が送られました。二人は2019年度中に「第一種電気工事士」の資格取得を行ったことから表彰されました。
■2020年10月4日 研究室慰労会(なべしま)
2020年10月4日に研究室メンバーで慰労会(なべしま・焼肉食べ放題デリシャスコース)を開催しました。コロナ禍においても就活、研究活動、教育実習、部活などを行ってきました。この間、自粛を続きてきましたが、先日の学会が終わり、当初の目標を達成したこともあり、慰労会を開催しました。夏休みもなく研究活動をしてくれていたので、少しの間ですが休息期間に入ってもらいます。また10月中頃から再開し、卒業に向け一緒にラストスパートをかけたいと思います。
■2020年10月4日 個人面談会(オンライン)2020開催!!
令和2年度個人面談会を開催!!!今年は新型コロナウイルス感染症COVID-19の世界規模の広がりによりインタビューメーカ(企業の就職面接等の使用実績)を導入し、オンラインにて開催となりました。例年は9月中旬に行われ、全国各地へ大学教職員が訪れ直接保護者様と面談できる機会となっていました。第1弾として10月3日(土)、4日(日)に開催されました。成績通知書や出席状況、日ごろの大学生活の様子、就職活動など様々な内容を直接担任からお話させて頂く機会となります。第2弾として11月も随時開催となりますので、日本文理大学後援会サイトからご覧ください。
■2020年9月26日 学生による学会発表(第73回電気・情報関係学会九州支部連合大会)
令和2年9月26日から27日の期間、オンラインにて国内学会「2020年(第73回)電気・情報関係学会九州支部連合大会」が開催されました。本学会は、電気や情報関係の複数の学会が主催しており、九州内の大学や企業の研究者が参加する大規模な学会です。
若林研究室では、本学会への参加と学生による発表を一つの目標として掲げており、卒研生は配属された4月から研究活動を進めてきました。今年は新型コロナウイルス感染症COVID-19の世界規模の広がりにより開催が危ぶまれましたが、遠隔ソフトの普及によりこの度、ZOOMを使用したオンライン開催となりました。また、大学では遠隔講義がメインとなり大学内への立ち入りが制限されていました。4年生は就職活動もあり、就活指導や個別指導は制限なく行われており、卒業研究も3密を避け体温測定などを行いながら個別に行ってきました。学生らの理解もあり、今年はそのような状況にあっても若林研究室の学部4年生4名と大学院2年生1名が本学会で発表を行うことができました。学生による研究発表は今回を含め4年連続となります。
当初は九州産業大学で行われる予定でしたがオンライン開催となったため大学研究室内のパソコンから発表に挑みました。一般講演のセッション「マグネティックス」では、九州大学や九州工業大学、長崎大学など名高る国立大学からの発表が行われる中、本学学生5名が堂々と発表を行い、質疑応答では学生自らが積極的に対応し、質問に応えました。一人の講演時間は12分で、発表時間8分、質疑応答時間4分となっています。ZOOMによるオンライン発表は初めてであったため、何度も事前の通信確認、操作確認、イヤホンマイクの使用確認、発表の流れを学生らと共に行い、発表当日は若干の問題はあったものの大きなトラブルはなく無事に発表を終えました。
発表後はいっきに疲れが出てやり終えた表情が記念写真の表情からもわかります。発表後は他大学の学生の発表も聴講し、今後の研究活動や卒業後の事も含め、良い刺激となったようです。ただ休憩時間や昼食時に他大学の先生とお話ができないのがオンライン開催の欠点だと思います。
学会発表を行うためには毎日の研究の積み重ねと指導教員との密な連携が重要です。学会で発表するにあたり、きついこともあったと思いますが研究発表を終えて、行ってよかったと心から思えるようになっていましたし、大きく成長できたと思います。
今回で4年連続の学生による研究発表を実現しました。本学着任後も引き続いて学会活動、研究活動を行ってきたことが今回の学生による学会発表に繋がっています。若林研究室では、このような場も教育研究に欠かせないものと信じ、今後も活動を行っていきます。若林研究室の活動にご理解とご支援を頂いております、関係者のみなさまにこの場をお借りしまして、ご報告と感謝を申し上げます。
第73回電気・情報関係学会九州支部連合大会プログラム
■2020年9月25日 国内学会:電気・情報関係学会九州支部連合大会での研究発表(前日)
2020年9月26-27日の期間に2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会が行われ、今年も若林研究室に所属する4年生4名と大学院生1名が研究発表を行います。
当初、九州産業大学での開催を予定していましたがコロナ禍のため、オンライン(ZOOM)形式での発表となりました。コロナ禍ではありましたが、本学会で研究発表を行うという目標は変えず目的に向け、3密を避けながら4月から少しずつ研究活動を進めてきました。そのおかげで、例年と変わらず学生による研究発表を行うことができました。若林研究室では毎年、本学会で研究発表を行っています。卒業研究は1年通して行われますが、目的意識を明確にすることでそれに向けて確実に研究活動を実施できます。前期の内に研究に対する姿勢を整えることで後期では更なる飛躍が期待できます。これらの過程できついことがあると思いますが、それによって大きく成長できると思います。発表を翌日に控え、最後まで発表資料の調整を行い発表練習を重ねています。
■2020年9月19日 オープンキャンパス2020開催!!!
オープンキャンパス2020を開催しました。機械電気工学科では研究室紹介を軸とし、学科内の教育研究設備を見て感じて頂ける内容としています。機械系から電気系、それらの融合領域様々な研究を行っており、現在の機械電気工学科を生で知る機会となります。新型コロナウイルス感染症COVID-19が世界規模で流行している中、感染対策を行いながら、実施できる体制を構築してきました。このような中、大分県内外から多くの方に参加して頂きました。ありがとうございました。10月以降は入試相談会、ミニ見学会が開催されます。
■2020年8月17日 【1年生】前期講義15回終了!!!!
2020年度前期の講義が終了しました。今期は新型コロナウイルス感染症COVID-19の世界規模の流行により5月から前期講義が開催されました。遠隔講義等により8月17日にようやく15回目の講義が終了しました。以降は、定期試験が行われます。
恐らく後期は対面講義へ移行しZOOMを使った遠隔講義は少なくなると思われるので15回目(最終回)で社会参画入門(若林クラス)のメンバーでZOOM越しで記念撮影を行いました。1年生は4月の入学後、入学式はなく入学時の記念撮影も行っていない状況でした。少しでも思い出として形に残る方法はないかと、写真を撮りました。しかし1年生全体での集合写真は撮れていないので、後期に韓国人留学生が入国し大学に来れるようになれば写真を撮りたいと思います。
とりあえず前期はお疲れさまでした。定期試験を頑張り、短いですが夏休みを充実、休息期間として後期に向けてエネルギーを蓄えてもらいたいと思います。
■2020年6月15日 【1年生】一部講義を対面講義として開始(社会参画入門)
1年生科目「社会参画入門」を対面講義として開始しました。新型コロナウイルス感染症COVID-19の世界規模の広がりにより4月は完全自宅待機、5月7日から講義が開始されたものの遠隔講義として自宅からの受講が続いていました。緊急事態宣言が解除され、大分県内の感染状況を考慮。更に学生の状況も踏まえ、1年生の一部科目については対面講義として移行が進みました。特に1年生は友人関係や教員との関係が構築できていないため不安な日々を過ごしていたこともあり今回の処置となりました。
私の担当クラス「社会参画入門(若林クラス)」では20名の日本人学生と4名の韓国人留学生が一緒に受講するクラスです。対面に切り替わったとしても遠隔でなければいけない学生やまだ不安に思う学生もいることから、対面と遠隔の両方を実施することとしました。対面希望の学生は大学の講義室に集合し、遠隔学生と共に受講しました。講義室では窓を開け、サーキュレータで換気し、学生間の距離を取り、マスク着用、指手消毒などを行いました。この時は、「図書館の利用方法」という回を実施しました。
また大学が対面講義を一部開始したということで、大分合同新聞社の記者さんも来られ、講義の様子、学生らにインタビューが行われました。その記事は、6月16日の大分合同新聞朝刊に掲載されています。この時は3名が対面講義を参加しました。以降は少しずつ対面講義を希望する学生が増え、学生同士の繋がりが広がっていきました。
大分合同新聞・6/16記事
■2020年6月3日 MRIの強磁場測定!!
2020年6月3日に研究室メンバーで本学内にある日本文理大学医療専門学校にお邪魔しました。設置されている医療教育用のMRI(日立製作所製MRP-7000AD)の強磁場測定を行いました。今回、装置を廃棄するとのことで磁気工学研究室に声がかかり見学させて頂きました。この装置は永久磁石型で装置円筒内の磁場は0.624T(テスラ=6240gauss)の磁場が発生していました。ネオジム磁石近傍と同じ大きさで、磁石から離れた場所で同等な磁場が出ているのは驚きです。内部構造は見れませんでしたが、近くで撮影しようとした際カメラが誤操作することがありました。MRI等普段は見ることができない応用製品を間近で見れる良い機会となりました。
■2020年4月9日 【新入生】オリエンテーション3日目
2020年4月9日、新入生対象のオリエンテーション(3日目)を実施しました。本日のオリエンテーションでは、パソコンを使って大学システム(ユニバーサルパスポート)から前期講義の履修登録を行いました。全員マスク着用、社会的距離(Social Distance)、窓を全開と換気に気を付け、パソコンをあたる際はアルコールウェットティッシュでキーボード等を拭く作業を行ってから実施しました。無事にオリエンテーション全日程が終了しました。
一方で、4月7日に日本政府より緊急事態宣言が出され、これにより本学の開講日が5月7日に変更となりました。1か月近く時間が空きますが、教員はこの間に講義準備、研究活動を淡々と進めていきます。学生の皆さんも、不要不急の外出を避け自宅で出来ることを進めてみてください。例えば、資格勉強(電気工事士、TOEICなど)やパソコン購入の下調べなど。講義はまだ先ですが、教員への相談など随時受け付けています。電話や研究室への訪問は可能ですので遠慮しないでください。
また、4月中旬以降に個別面談を予定しています。大学のホームページを確認しながら、大学からの連絡がいつでも受け取れる状態にしておいて下さい。
■2020年4月7日 【新入生】オリエンテーション2日目
2020年4月7日、新入生対象のオリエンテーション(2日目)を実施しました。本日のオリエンテーションでは、機械電気工学科の教員紹介及び1年生担任紹介、履修指導、就職指導、資格取得に向けて、特待制度について、学内散策を主に実施しました。初日配布の学生便覧や資料などを忘れている学生が若干名見られました。配布される資料は大切に管理し、大学生活に慣れるまでは必ず持ってくるようにしてください。
明日(4/8)はお休みですが、配布された資料をよく読んでおいてください。次回は4/9(木)10時からPC4教室(情報センタ4階)で開始します。体調不良や遅刻・欠席などの場合は必ず電話連絡(教務・学生支援担当 097-524-2706)をお願いします。
■2020年4月6日 【新入生】オリエンテーション1日目
2020年4月6日、新入生対象のオリエンテーション(1日目)を実施しました。新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。新入生68名全員が集まる初めての機会となりました。
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、入学式が中止となり、例年実施の内容を見直し、ようやくオリエンテーションを行える環境となりました。しかし、3密(密閉・密集・密接)を避けながら、学生や教職員全員がマスク着用しているためお互いの顔が良く分からないなど、友達を作りにくい環境です。新入生はまず、大学生活に早くなれてもらい、講義が始まってからでも友達の輪を少しづつ広げてもらいたいと思います。
大学正門では桜が満開で、例年では入学式当日に新入生全員で集合写真を撮っていましたが、今回は新型コロナウイルスが落ち着いたら改めて集合写真を撮りたいと思います。その時が一日でも早く来ますように。今は収束するまで一緒に耐え凌ぎましょう!!
イタリア・ミラノでは新型コロナウイルスの感染拡大で休校となった高校の校長が、生徒たちに「冷静さを失わず、この間に良質な本を読もう」と呼び掛けて話題になったことはまだ記憶に新しいと思います。将来に向け機械電気工学を学び進んだ学生として、工学に関する良質な本を見つけ、ゆったりと自室で読みふけるのも特別な時間かもしれません。
本日のオリエンテーションでは、重要な配布物、国語と数学のプレースメントテストを主に実施しました。
また、明日も10時から開始します。体調不良や遅刻・欠席などの場合は必ず電話連絡(教務・学生支援担当 097-524-2706)をお願いします。
■2020年4月1日 外部研究助成「津川モータ研究助成」3件!!!
公益財団法人津川モーター研究財団の助成事業に採択され、財団ホームページで紹介されました。
◆内定事業名:公益財団法人 津川モーター研究財団助成事業
◆研究 期間:令和2年1月1日〜令和2年12月31日(1年間)
◇研究課題名:高速回転誘導モータの低損失・高効率化及び高パワー密度化
◇研究代表者:榎園正人(日本文理大学工学部機械電気工学科 特任教授)
◇研究課題名:アウターロータ型モータステータコアの鉄損低減のための磁気特性評価用励磁法と測定法の開発
◇研究代表者:岡茂八郎(日本文理大学工学部機械電気工学科 特任教授)
◇研究課題名:磁気光学効果を用いた電磁鋼板の簡易磁区観察システムの構築
◇研究代表者:若林大輔(日本文理大学工学部機械電気工学科 准教授)
公益財団法人津川モータ研究財団
■2020年4月1日 岡特任教授、科研費(基盤研究C)採択決定!
本学工学部機械電気工学科に所属する岡茂八郎特任教授に対し令和2年度科学研究費助成事業(基盤研究C)の交付内定を頂きました。
◆内定事業名:令和2年度科学研究費助成事業(基盤研究C)
◇研究課題名:高速高パワー密度モータコアのためのインバータ励磁下の高速磁気特性評価装置の構築
◆研究 期間:令和2年4月1日〜令和5年3月31日(3年間)
◇研究代表者:岡茂八郎(日本文理大学工学部機械電気工学科 特任教授)
本研究は、電気自動車やドローンなどに使用が広がるモーター開発に関する研究を行います。モータ駆動方式の一つであるインバータ励磁に着目し、高速で磁気特性の測定が行える評価装置を構築します。これにより材料評価から構造設計評価に至るモータ開発の指針が得られるようになります。
■2020年4月1日 榎園特任教授、科研費(基盤研究A)継続内定!
本学工学部機械電気工学科に所属する榎園正人特任教授に対し平成29年度に採択された科学研究費助成事業(基盤研究A)が令和2年度も引き続き交付内定を頂きました。
◆内定事業名:平成29年度科学研究費助成事業(基盤研究A)
◇研究課題名:高効率高速回転誘導モータの開発
◆研究 期間:平成29年4月1日〜令和4年3月31日(5年間)
◇研究代表者:榎園正人(日本文理大学工学部機械電気工学科 特任教授)
◆研究分担者:若林大輔(日本文理大学工学部機械電気工学科 准教授)他
本研究は、電気自動車やドローンなどに使用が広がるモーター開発に関する研究を行います。特に高速回転時に発生する損失を抑え高効率な誘導モータを開発します。若林も研究分担者として参画しています。今年度は試作した高速回転モータの駆動時の評価を行い、次期モータの設計も行っていきます。