◆授業内容(授業計画)◆
コンピュータがただの機械であり、入力された情報に対してしか答えを返してこないことを理解します。同じ意味で、そのアプリケーションで何が出来るか、何が出来ないかを理解しておかなければいけません。
C言語の登場の背景、C言語を使って何が出来るかを理解します。また、C言語を使うために必要な環境について理解し、ハードウェアとソフトウェアの関係を学んでいきます。
ソースプログラム、コンパイル、デバッグの一連の作業を通して、プログラムを完成させていくことを学び、エラーメッセージに対し適切な対応ができるようになるための準備を行います。
変数、または引数の意味を理解し、変数の宣言の方法とその分類の必要性を理解します。また、四則演算やインクリメント演算子・ディクリメント演算子等、一般によく使われる演算子を用い、変数の代入、出力等を学びます。
私たちが実際に計算を行う際に、どういった構造で計算を行っているかを確認し、それをプログラム上に再現するためにどのような構造を作らなければならないかを試すことで、関数の仕組みを理解していきます。
C言語には、予め用意された標準関数(組み込み関数)が存在します。そのような関数を用い計算を行う方法を学びます。
データをキーボードから入力し、それを出力する方法を学びます。
if-else構文を使った条件判断を学び、その判断の真偽によってプログラムを分岐させていく方法を理解します。
and、or、notといった論理演算子を学び、複雑な条件の表現を可能にする方法を学びます。
イタレーション(繰り返し)の作業は一般の生活の中にもよく出てくるものですが、第10回と第11回の2回に渡って、そのやり方を学びます。第10回は、繰り返し回数が予めわかっている場合について学びます。
予め繰り返し回数がわかっていない場合の方法について学びます。
同種の複数データを扱う際には、配列の考え方を知っておくと便利です。
コンピュータで作業を行う際には、プログラムの作成と同時に、そのプログラム上で行う処理に必要なデータの存在が不可欠です。予め他の記憶装置に保存されているデータの呼び出しと書き込み方法を学びます。
○第14回 ポインタ・構造体
記憶された変数のアドレスを記憶するポインタという機能と、複数のデータ型を組み合わせて独自のデータのリストを作る構造体という機能について学びます。
○第15回 アルゴリズム構造
プログラムを簡素化し、処理速度をあげるためには、アルゴリズムを理解することが必要です。各個人の能力に応じた問題解決のための道筋作り(アルゴリズム)の基本を学びます。
○第15回 期末試験
期末試験を実施し、年間の評価を行います。
●第2回 アルゴリズム